2016年08月15日
那覇市内 子どもたちと楽しく囲碁
私が、毎週土曜日13時より、牧志駅前ほしぞら公民館にて「ほしぞら子ども一碁会」で子どもたちに囲碁を教えるようになって、早、三回目の夏になりました。
試行錯誤しながら、①子どもたちどうしのの対局 10分 ② 囲碁のドリル 10分 ③ 自由に遊ばせること10分
④ 再度子どもたちどうしで打たせる または ⑤ 先生が打ちながら教える 10分
と、子どもの集中力に合わせながら、「楽しく」をモットーに、活動しています。
しかし、子どもどうしで対局させようにも、自分より強い子とは、なかなか打とうとせず、遊んでばかりの子もいます。それをどうしたら、楽しく対局してもらえるかといろいろ考えていたときに、『女の子に将棋を教えるときに中倉彰子が心掛ける5つのこと』という、中倉 彰子さんのブログ記事を見て、目からうろこが取れた気がしました。
中倉 彰子さんが、ブログで言っていたことは、
せっかく将棋に興味を持ち始めた女の子が将棋をやめちゃわないように、私、中倉彰子が心がけていること
1. 無理に対局をさせない。
2. 対局をするときは違う世代を相手に
3. 教える場面を作ってあげる
4. 将棋以外の話をする
5.団体戦の大会をオススメする
の5つでした。 これは、将棋・囲碁に共通するものも多いと思います。
私の経験も踏まえて書けば、
1. 無理に対局をさせない。
幼稚園生ぐらいの子だと、負けることを嫌がり、自分より強い子と打とうとしません。
対局を即すと、逃げる子もいます。 囲碁の楽しさを知ってもらう意味で、対局を即していたのですが、この考えが間違っていることに気付きました。
無理に対局させずに、問題を解くなどをさせて、囲碁の理解が出来ているかどうかを確認し、問題が出来たらほめて、達成感を感じさせたらよいようです。
2. 対局をするときは違う世代を相手に
とくに、同世代どうして対局して負けることを嫌がるようですので、『対局相手には違う世代を』を心がけたらよいようです。
先に囲碁を始めた子供と、新しく入門した子を対局させることで、工夫できそうです。
3. 教える場面を作ってあげる
子どもたちは、準備を手伝ったり、片付けしたりも積極的にやってくれます。
別の子のお母さんに囲碁を教える子もいます。
「なは一碁会」のモットーは、『みんなが先生、みんなが生徒』ですので、子どもたちにもそれを行うように働きかけています。
4. 囲碁以外の話をする
対局の合間に、おりがみをしたり、黒板で落書きしたり、他の子の対局の邪魔にならない限り、大目に見ています。
頃合いを見て、また、囲碁を打つように即しています。
5.団体戦の大会をオススメする
沖縄囲碁連盟の子ども囲碁大会などは、みんなに呼びかけて参加するようにしています。
子ども囲碁団体戦を、今年は秋にやると聞いています。それにも 2~3チーム参加しようと思います。
子どもが、囲碁が楽しい、面白いと感じなければ、続けることはできません。
これからも、試行錯誤しながらやっていこうと思います。
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参考:女の子に将棋を教えるときに中倉彰子が心掛ける5つのこと
2016年7月26日 「いつつの」シリーズ, 将棋関係 中倉 彰子
http://www.i-tsu-tsu.co.jp/blog/five/things-to-care-to-lecture-shogi-for-girls/
Posted by masasi at 00:32│Comments(0)
│囲碁・将棋・ゲーム